平敷屋区 歴史と文化

「平敷屋タキノー」や歌碑、碑文、高台の東屋など見どころのある平敷屋公園。眼下には「ホワイトビーチ」などを一望できます。 また公園の近くには「製糖工場跡」「ノロガー」などの歴史が薫る場所があります。
そして、日本の音100選に選ばれた「平敷屋エイサー」のほか「大綱引き」など昔から受け継がれる文化も大事にしいます。

平敷屋エイサー

100年以上の歴史を持つ演舞を大事に守りつづけている平敷屋エイサー。
シンプルな衣裳と踊りは一見地味だが、パーランクー(片張り太鼓)の打ち方と返し方、腰の降ろし具合など、静かな迫力が伝統の重みを感じさせます。

平敷屋大蛸綱引き

平敷屋の綱は他所の綱と異なり 「俗に贈綱」といわれている。
それはカニチ、胴(本綱胴から8 本の手綱(ていんな)が出て、合も蛸に似ていることからそう呼ばれている。長さはカニチハ米、本綱 12米、手綱15米計35米の大蛸綱である。

平敷屋 朝敏

琉球王国の士族で和文学者、平敷屋の脇地頭(親雲上)。
和歌や琉歌にすぐれ[3]、和文の物語『苔の下』・『若草物語』・『万歳』・『貧家記』などを著した。恋物語をよくしたので「琉球の業平」とも呼ばれ、組踊の演目『手水の縁』の作者ともされる。 沖縄三十六歌仙の一人。